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メジャーリーグで相手チームのサインを盗むのにApple Watchが使われた !?

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こんにちは、オオセラです。

今日は本日話題のニュースをピックアップ :D

 

jp.techcrunch.com

概要をお伝えすると、アメリカ・プロ野球のボストン・レッドソックスが、相手チームのサインを外部から盗み見てベンチに伝達していた、その伝達手段として使用されたのがApple Watchだった、というニュースです。

Apple Watchの実用的な使い方ですね :D ただ残念なのは、これはあまりいい使い方ではなかったということです。

 

このニュースを読んでまず思ったのが、

「Apple Watchを見てそれを打者に知らせる間に、もう投球動作に入っていないか?」

これがいちばんひっかかりました。

外部から「次の球種はこれ!」っていうのがわかったとして、それを相手に送り確認して打者に伝達する間に、もうピッチャーは投球動作に入っちゃうんじゃないかと思ったんですよね。

その点を他のソースから調べられないか見てみました。

 

まず、野球をあまり知らない人のために、サインがどういうものか、というところから説明させていただきます :D サインは試合中頻繁に出されています。

 

ハンドサインは試合中に頻繁に出されている

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守備側

キャッチャーはピッチャーに投げてほしい球種やコースをハンドサインで伝えます。ピッチャーが好き勝手に投げているわけではありません。キャッチャーからサインが出て、ピッチャーはそれに対し首を縦に振ってから投げるのです。

そのあいだ打者は、キャッチャーのハンドサインをまじまじと見ることはありません。打者は基本的にピッチャーの方を向いており、キャッチャーの方は見ません。

 

攻撃側

打者は打席に立つ前、またはピッチャーが投げ終わったあとに、一度ベンチやサードコーチャーを見ることがあります。ベンチにいる監督から「次は送りバント」「一球待て」「ランエンドヒット」などのハンドサインが出ることがあるからです。

  • 監督(ベンチ) → 打者
  • コーチ(ベンチ) → 打者
  • 監督(ベンチ) → サードコーチャー → 打者

サインの伝達手段としてはこういうパターンが考えられます。

サインなしで「好きに打っていいよ」と完全に打者に任されることもありますが、基本的に打者はベンチからのサインを見て動きます。

 

このように、ベンチ内の人間が考えて打者にサインを出したり、キャッチャーがピッチャーにサインを出したり。これはまったく普通のことであり、問題ありません。

 

ハンドサインを盗み見てもいいのか?

ではこれらのサインを盗み見てもいいのでしょうか?たとえば、高校野球では罰則はありませんが、禁止されています。二塁塁上のランナーが打者にハンドサインを出して、球種を教える...これは禁止されています。

www.sanspo.com

プロ野球においても基本的にNGな行為です。もちろん、バレないようにサインを盗んだり、逆に盗まれないように頻繁にサインの出し方を変えたり、そういったことは攻撃側も守備側もやっています。

一般的に、サイン盗みというのは(ルールブックにはダメだよとは載っていないのですが)メジャーでも日本のプロ野球でも、基本的に暗黙の了解でNGなのです。

ただ、どんなことがあっても絶対にやってはいけないサイン盗み行為があります。

 

何が問題だったのか

外部からフィールドおよびベンチ内の選手・コーチ・監督らに伝達があった場合は、完全にクロです。これは明確に禁止されています。

 

今回問題視されたのは、ベンチ内の人間からではなく、

  • 外部 → トレーナー(ベンチ)  → 選手

という方法がとられたからです。

テレビのLIVE中継では、キャッチャーのハンドサインがある程度確認できます。それを外部の人間からダグアウト(=ベンチ)にいるトレーナーに伝達し、それを見たトレーナーがベンチ内から球種を伝える...そういう方法がとられたみたいです。しかし、果たしてそんなことが可能なのでしょうか?

 

Apple WatchはiPhoneがないと通信できない

Apple Watchを使っている人はご存知だと思いますが、通知を受け取るためには近くにiPhoneがないとダメです。ということは、ベンチ内にiPhoneも持ち込んでいたということですね。

ただ、ポケットからiPhoneを出さないでおく、と。Apple Watchは手首につけておけばそでからチラ見できるので、iPhoneを取り出すよりも容易に確認できそうです。使ったアプリはおそらくiMessageでしょう。

メジャーリーグではスマートフォンの持ち込みは容認されていないので、これはもうマックロですね :D

ちなみに、iPadは持ち込み可になっています(2016年から)。通信不可なのでWi-Fiモデルでしょう。かつ、Wi-Fiでも通信できないよう何かしらのプロファイルを埋め込んでいると思われます。

www.sponichi.co.jp

 

トレーナーが伝達した相手は?

どうも打者に直接ではなく、ベンチ内にいた他の選手たちに伝えていたようですね。

www.nytimes.com

ニューヨークタイムズの記事を見る限りは、Apple Watchでサインを伝えられたトレーナーは、まずベンチ内にいる他の選手に球種を伝え、そこから次にフィールド内の選手たちに伝える...という流れだったようです。

果たしてこれが有効な方法なのかが、ここまで読んでもちょっと分かりません。具体的な方法や効果については正直これを読んでもまだ「???」って感じですが、サイン盗みとなる証拠のビデオも提出されているようなので、この後の調査でもっとはっきりとするでしょう。

 

さいごに

Apple Watchは便利なガジェットですが、こういう話題ではなく、もっと良い話題で取りあげて欲しいですよね。

iotnews.jp

昨年のニュースなんですが、保育の現場でもApple Watchが使われていたりします。

それと、こちら。

techon.nikkeibp.co.jp

Apple Watchでは心拍数と、消費カロリーやエクササイズ時間、起立時間などの活動データを収集。オムロン ヘルスケアの血圧計は、他社アプリとのデータ連携ができる健康管理アプリ「OMRON connect」に対応したもの(関連記事1)。測った血圧データがBluetoothを介してiPhoneのヘルスケアアプリと連携し、記録される。このほか、「動悸がする」といった自覚症状をApple Watchに向かって話すことで、同端末の音声認識機能でその症状を記録することも可能だ。

(引用: Apple WatchとCareKitを実地診療に、慶応大:医療:日経デジタルヘルス より)

こちらも昨年のニュースでまだ臨床研究を始めた段階ですが、Apple Watch + iPhone + 血圧計を使って、活動データや血圧などの情報が一元管理できるというのはとても未来を感じます。手書きで記録していくよりも、ずっと簡単ですしね。


こういうニュースがもっとみんなに広がって、さらにこういうサービスがもっと実用的になっていけばいいなぁと、個人的には思っています :D

 

本日もさいごまでご覧いただきありがとうございました。

以上、オオセラがお届けいたしました :D

(おしまい)