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ゼロからはじめる「格安SIM」① - 格安SIMってそもそもなに?

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この小さなカードが「SIMカード」と呼ばれています。携帯電話やスマートフォンに取り付けられています。

このカード自体は1枚400円くらいです。

格安SIM...といっても、このSIMカード自体が安い!とかそういう意味ではないんです。今回は、WEB上でもよく見かけるキーワード「格安SIM」についてのお話です。

格安SIMとは

総務省さんが携帯電話で使用できる周波数帯域(以下、かんたんに"電波"と書きます)を割り当てしているのが、ドコモ・au (KDDI)*・ソフトバンクの三社になります。移動体通信業者=MNO(Mobile Network Operatorの略)ともいいます。

*ほんとうはKDDI系列の沖縄セルラー電話株式会社も含まれますが、ここでは分かりやすく三社で記載します

携帯電話の電波割り当ては免許制になっており、総務省の認可が必要で参入するのがとても難しいです。ちなみに、大手三社の中ではソフトバンクが最も後発ですが、孫さんも当初なかなか参入できずやきもきされていました。

 

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上記のように、大手三社以外が携帯電波の割り当てをもらって事業を始めるのは、とても難しいのが現状です。しかし、これでは競争が正常化せず、ユーザーニーズの多様化にも合ったサービスが提供できないので、総務省がMVNOを支援することを始めました。

 

MVNEとMVNOとは

この大手三社は、総務省から割り当てられた電波の一部分を、他社に卸売することができます。それを買い取っているのが、仮想移動体サービス提供者=MVNE(Mobile Virtual Network Enablerの略)です。代理店みたいなものです。

MVNEは、自分たちが買い取った電波をさらにその下に卸売することができます。

その代理店となるMVNEから電波を買い取って消費者に販売しているのが、仮想移動体通信事業者=MVNO(Mobile Virtual Network Operatorの略)といいます。いわゆる販売店です。

MVNOの各社は電波を買い取っているだけなので、電波基地の増強(基地局を増やす)や管理をしたりと自分たちで設備の負担をする必要がありません。また、実店舗もないので、そこで働くスタッフを雇わなくても済むため、人件費も抑えられます。そのため、大手三社よりも格安でサービスを提供できるのです。

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その MVNOというのが、
「OCNモバイルone」だったり、
「IIJ mio」だったり、
「楽天モバイル」だったりします。

これらMVNOが提供するサービスが、大手三社に比べて劇的に割安になるため、今大きく注目されているのです。そして「格安SIM」という言い方で巷に広がっています。 

MVNEは、MVNOの大切なパートナー

上で、MVNEはMVNOに電波を卸売をする...と書きましたが、実は単にそれだけではありません。格安SIM事業にいろいろな会社が参入しやすいように、ノウハウを持った事業者=MVNEは、MVNOをサポートする役割をもっています。

通信事業のノウハウをもったMVNEがあいだに入ってくれるおかげで、たとえばDMMやイオンなど、あまり通信事業になじみがない会社でも参入できて、MVNOとして格安SIMをユーザーに提供できているのです。

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この表を見ると、
「あれ?BIGLOBEやmineoなどは、MVNEでありながらもMVNOにもなっているってこと?」

って思いますよね。

そうなんです、BIGLOBEやmineoなどは自社でまずサービス展開をしています。そのため、MVNE=MVNOになっています。

一方で、OCNやIIJも自社サービスを展開していますが、こちらは直轄下に参入してきたMVNOが多くあるような状態です。

たとえば、BIGLOBEなどはサイト上で大々的に参入してくれるMVNOを募集していますが、自社サービス一本で行くのか、OCNやIIJのように参入するMVNOを増やしていくかは、各MVNOの規模や戦略的な部分に関係してくると思われます。

格安SIMにするメリットとデメリット

月々の携帯電話代が劇的に安くなるので、格安SIMは皆さんにほんとうにオススメしたいのですが、以下の良い点とわるい点をふまえたうえで検討してみてください。

メリット

・月々の携帯代が安くなる
・料金プランがシンプルで分かりやすい
・2年縛りがない


デメリット

・実店舗がないため気軽に来店して相談できない
・キャリアの店頭のように、端末購入から開通まで全部やってくれるところがない
・@docomo.ne.jpなどのキャリアメールが使えなくなる
・カケホーダイのような電話をたくさんするひと向けの定額プランがない
・キャリアと比べて通信速度が遅くなることがある

どうですか?「そうそう!これがあるから乗り換えをためらうんだよね」というひともいると思います。これらについてはまた別記事でフォローしますね。

というわけで

ここまで読んでいただきありがとうございます。

キャリアから格安SIMに乗り換えることで、携帯の固定費がかなり改善されるのはまちがいありません。

MVNOと格安SIMについて少しでも理解が深まっていれば、それが乗り換えの最初の一歩になるはずです。  


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